防音性を求める場合、隣室との間仕切りに気を付けよう
集合住宅の場合、隣室と壁1枚で接していたら、生活騒音が聴こえて不愉快な思いをすることもあるでしょう。防音対策の施された壁材ならば、ある程度防音効果が期待されますが、一般的な集合住宅では高価な防音設備を望むことは困難です。そこで、できるだけ生活騒音が伝わらないように、防音壁が無くても隣室との境目に工夫が凝らされている物件を探しましょう。収納スペースが隣室との境目にあれば、騒音が直接伝播することを避けられます。また、メゾネット方式の集合住宅のように、隣室との間に階段を設けたり、バスルームや洗濯スペースを置くことにより、居住空間が隣室と直接的に接しないような構造の物件もあります
光熱費に反映する部屋の位置や冷暖房設備に注目!
四季を通じて賃貸住宅を生活の拠点とする場合、冷暖房にかかる光熱費は重要なポイントです。断熱性の高い材料を用いた壁や屋根を使っている物件であれば、冷暖房も効率的に行えるでしょう。元から冷暖房設備が付いている物件では、電気式かガスや石油を燃料としているかという点も確認しましょう。ガスを燃料とする暖房は、部屋全体が効率良く暖まりますが、石油より費用が高くなります。2階以上の部屋は、階下から熱が上がってくるので、冬は暖かいですが、夏場は冷房に相当の電力が必要です。逆に、複数階の集合住宅の1階にある物件は、冬場は冷えるものの、夏場は日光の照射を直接受けず、比較的涼しく過ごせるでしょう。ただし、近くにアスファルト舗装道路があると、照り返しを受けて暑くなる物件もあるため、周囲の状況もチェックしなければなりません。
恵庭の賃貸の間取り図を見て部屋が広いと思っても、現地に行ってみると天井の高さなどの影響でイメージと異なることがあります。イメージとのギャップを防ぐために、必ず内覧して物件を選びましょう。